大人になって、ハープを弾いてみる (4)
南カリフォルニアは、いっせいに花が咲き、お庭にもハミングバードがやってきます。
きれいなラベンダー色は、ローズマリーの花。
大人になってから、ハープをちょっと弾いてみようかなと思われる方はどんな方でしょう。
お会いした中で、4番目のタイプは、
「歌うことが大好き!」な方。
ハープの音色は、シンプルなアレンジも、響きが美しく素敵です。
たとえば単音でも、高音部はきらきら透明感があり、
中ほどは、やわらかく心に響く、空気が振動するのを感ずることができるからです。
歌う声に、やわらかくハープの音をあわせて~♪
ハープで弾き語り、どんなに聞いている人の心を癒すことでしょう!
私も、そういう方に、とてもあこがれます。
吟遊詩人のようでもあり、
サウル王の心をしずめた、少年ダビデように、
人の中から生まれでる歌の響きとハープの音色、
不思議に、心が落ち着く組み合わせでしょうね。
そして、次のことは、いろんなことにもあてはまることなのですが、
どんなふうに、ハープを奏でてみたいかというイメージを、
どれくらい持っているかということも、大きな鍵になると思います。
中には、始める最初から、すではっきりと持っていらっしゃる方、
さすが、やはり、大人の方が始めるというのは違います。
どんな場所、どんな状況で、どんな風に演奏していて、
まわりに、あなたのハープの音色がどのように広がっていっているか、
それぐらいとても、具体的にイメージを持つ。
はっきりイメージを持って始められた方は、
新しい楽器を練習をしてみると味わう、少々の困難や、
誰しも経験する壁や問題を、
工夫しながら取り組むことができ、気がつくと、軽々と乗り越えているのです。
おのずと、練習していても、その練習が、どういう意味を持っているか、
考えて取り組んでいらっしゃるので、
上達がぜんぜん違うと思います。
あなたの持っている、潜在的な能力、
これから開発するタレント(能力)を侮ることはできません。
心に、本当に願ったことは、不思議と実現するものだからです。
そして、ハープの音色には、やっぱり魔法があるのです。
もう1つ、
大人でハープをはじめることによって得られる、とても大事なことがあります。
このことに気が付くと、
人生で大きな宝物を得ることに、相当します。
~つづく
ローズマリーの花束、椿とレモン、庭からの収穫。
季節の恵みに感謝。
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